愛してる以上の言葉を2 (ページ3)

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52 side 正門ページ3

和「あっ、大ちゃん」

恭平が行ってから１分も経たんうちに大吾が戻ってきた

正「大吾、大丈夫か？」

大「うん。やけどもう無理や」

和「なんが？」

大「流星のこと諦めるなんて無理や。やって、こんなにも好きやんに…」

なんか、大吾の話聞いてたらムカついてきた
なんにムカついたかは説明できへんし、流星に頼られんかった寂しさ故の八つ当たりでもあると思う

正「それやったらさ、どんな手使ってでも離さんようにしいや！ほんまに、ほんまにとられるで？大吾だけの流星やなくなるで？」

和「正門、落ち着いてや」

俺が取り乱したことに少し驚きながらも止めに入ってくれるはっすん
やっぱりええ先輩で最高の友達や

大「ごめん。」

正「別に謝ってほしいわけやなくてさ…」

俺が口ごもってるとはっすんが話し始めた

和「さっきな、恭平から聞いたよ」