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69 side 大吾 ページ20
子供のように泣きじゃくる流星を、俺は抱きしめることしかできんくて
大 「俺は、おらんようにならん。ずっとそばにおるよ」
目を見て伝えた
こんなことしか言えへんかったけど、流星は微笑んで俺を抱きしめ返した
ちょっ、あかん
これは、あれや、友情とか、そうゆうハグで
邪な気持ちはもったらあかん
そんな俺の思いは知らんわけで
流 「大ちゃん大好き」
と呟かれた
大 「えっ、」
流 「流星な気づいてん。恭平とおって楽しくてドキドキして嬉しいことたくさんあった。幸せやなって思えた。やけど、流星のこと悲しいって思わせるんも、苦しいって辛いって思わせるんも全部大ちゃんなんやって。どんなに辛くても、大ちゃんに抱きしめられたら安心して、どんだけ怒っとっても、大ちゃんが甘やかしてくれたら許してまうねん。流星にとって大ちゃんは特別よりも特別で、大切やねん。ずっとそばにおりたいねん。や」
大 「流星」
何かいいかけよる途中やったけど、今言わんと言えへん気がして
流 「なに？」
俺の腕と胸の間から顔を上げて見上げてくる
ほんまあざといわ///
大 「俺と付き合ってください」
流 「、、、」
流星は黙ったまま俯いた
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作者名：ましろ | 作成日時：2018年12月4日 0時
