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66 side 大吾 ページ17

新年を迎え、無事コンサートも終わった次の日
廉から連絡があって正門と2人呼び出された


廉の話を聞いて3人で涙した

やけど、仲間が夢を掴むことは嬉しいことやし、俺らやってここでくたばりたくない

廉と流星、康ちゃん、紫耀、そして俺
一緒にいつか夢を掴みたかった
それでも、叶わんってことは、薄々感じてしまうもので
廉は悔しいって言いよったけど、正門も俺も追いついてみせるって強く誓った





その場では平常心でおったけど
1人になるとやっぱり色々考えてまう
ありがたいことに、お芝居の仕事を頂く機会が増えた
俺はそっちの道に進むべきなんかもしれん
デビューは諦めたないけど、それが世の末なら…




そんなん思いながら1日が過ぎようとした時、流星から電話があった

流 「大ちゃん…」

流星の声は震えとって、廉から話聞いたんやろうか

流 「だい、ちゃんっ」

俺の名前を呼びながら泣きよる
流星はまだ16や。そんなん悔しいとか以上に、寂しさがあるに決まっとる。


今は5時
1人にしときたくない、1人になりたくなくて、家に呼んだ

流星のおかんには、俺から電話して泊まることになった

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作者名:ましろ | 作成日時:2018年12月4日 0時

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