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早起きしても時計は回る。
繋いだ手の向こうで、出発の覚悟を感じ取ったのに
SY「そろそろね。準備は出来てる？」
TP「あー...だな。うん。」
SY「忘れ物があったら言ってね。」
「遠足じゃないんだけど。」
SY「煩いわね。調子に乗らないでちょうだい。」
TP「...」
どちらかと言うと、煩いのはソユンさん。
調子に乗ってんのもそっちじゃん。
'目の上のたんこぶ'って、この人のことだ。
もう開き直ったのか
彼女も彼女で、'良い人'のふりをやめたらしい。
「小姑みたい。」
TP「コジュウト...？」
SY「あなたも性格悪いわよ。
敢えて日本語にしたんでしょう？」
ボソっと呟いたつもりの本音は
つもりだっただけで、3人の距離感が近過ぎた。
隠し切れなかった意地の悪さも お見通し。
'たぷの覚えた日本語録'に
'コジュウト'が追加されたのは
韓国の世間一般で言えば
恋人同士が
やっぱりよくわかんないや。
居ない私には、'幼馴染'がよくわからない。
でも、ふたりにとって大切な絆なのかもしれない。
その強い結び目が、'幼馴染'ってものなのかな。
少しだけ、形が見えた気がした。
もう逃げないよ。もう避けない。
見て見ぬるふりもやめる。
知りたくないことに耳を塞ぐのもやめる。
わからないことだらけだけど
嫌いだし、友達にも絶対なれないけど
SY「いいわ。オンマもオンニも優しいから。
不満があっても言えないだろうし。」
「はい？」
SY「どうしても私を悪者にしたいみたいだから
その役、喜んで引き受けてあげる。」
「結構です。ていうか遠慮して。」
たぷの前でも関係無く
私への敵対心を剥き出しにする、彼女の笑顔は
もう怖くないし、漠然とした不安も感じない。
前よりもずっと、'良い人'に見えるから。
TP「A、あのさ...あーーーー...」
「ん？」
SY「何？どうしたの？」
だからってもちろん
大切な時間を邪魔してることに変わりはない。
はた迷惑な'目の上のたんこぶ'さんが居なかったら
たぷが言葉を濁すこともなかっただろう。
お迎えのまでのリミットは残り数分。
困ったように頭を掻いたり
唸りながら こめかみを押さえたり。
「念のため、もう一度確認します。
思い出した？本当に好きな人は誰なのか。」
SY「Aちゃんには関係ないでしょ。」
やっぱ私は、'幼馴染'がよくわからない。
苦手意識は克服しても
わかんないものはわかんない。
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はなごん(プロフ) - さあとさん» 嬉しいお言葉、本当に幸せです(*´ω`*)こんなにたくさん、労いの言葉を頂けるなんて思ってなくて、はなごんの占ツク生活は、おかげさまでとても楽しい時間でございました(*´ω｀*)こちらこそ、心から感謝だらけの4年間でした！ (2017年9月28日 19時) (
レス) id: f68003b141 (このIDを非表示/違反報告)
さあと(プロフ) - こんばんは。そして、お疲れ様でした。はなごんさんのお話どれも大好きでした(*´ 艸｀)辞めてしまわれることは、非常に残念ですが…また、お話し書かれた時、お会いできるのを楽しみにしています。今まで楽しいお話ありがとうございましたm(_ _)m (2017年9月26日 20時) (レス) id: 922fb22c2f (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - はななさん» ピヨピヨ(´・8・｀)はなごんもアナログ人間なので、鳥マスターには永遠になれないと思いますw もし始めたら是非遊びに来て下さいね( ´艸｀) (2017年9月24日 10時) (レス) id: f68003b141 (このIDを非表示/違反報告)
はなな(プロフ) - 嬉しいお誘い！インスタも３日前くらいにやっと始めたアナログ人間なので、ちょっと時間かかるかもしれませんが。。。はなごんさんと繋がれるならば！ピヨピヨっ (2017年9月23日 22時) (レス) id: e808c23134 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - hiさん» じゃーまず申請してw てかLINEしてw (2017年9月23日 14時) (レス) id: f68003b141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなごん
| 作成日時：2017年6月7日 14時
