私立春花学園反応集 (ページ29)

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魔術授業[合同能力訓練](プロローグ) ページ29

このお話は作者の妄想で作られた非公式授業内容なので、「解釈違いです…」って方は吹っ飛ばしてください！！！！！！

Aさん{中3男子}目線で、Aさんは外野から見ている設定です！！

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雲ひとつない快晴。

学園の生徒たちはグラウンドに集められていた。

「ｻﾞｻﾞｯ……ぁー、マイクテストです。」

グラウンドを取り囲むかのように設置されているスピーカーからイヅモの声が聞こえる。

イヅモ「えー、これより全学年合同能力実習を行います。進行は私、放送部部長神代イヅモと、」

葵「……(機材担当なのになぜか進行をやる)賀茂葵です………。」

「「よろしくお願いします。」」

しっかりとした声と、気だる気な声がグラウンドに響いていき、生徒の雑談の声が次第に小さくなって行く。

葵「…本日の魔術授業は……危険が伴うため、ベイリー先生の他………隠先生と…フォンゼル先生も同席します。」
イヅモ「また、私たち放送部員が出番の際は先生方に実況を代わっていただきますのでご了承ください。」

ベイリー「ふふ…♪」
隠「毎年怪我人がでるからな、気を付けるんだぞ。」
リチャード「けど成績に加味されるから全力でやるようにな。」

いや、怪我人が出るような試験すんなよ～～～、と一部のまともな生徒たちは見ているが、残念ながらこの学園。まともな人が少ないんです。

うおぉぉおおおお！！！！！とやる気に満ち溢れた歓声が響きわたり熱気で包まれる。

ベイリー「では、ルールを説明するよ。きちんと守らなかったら失格となってしまうから、きちんと聞くように♪」

いつの間にやら、生徒たちの前に立ちマイクを握っていたベイリー先生からルール説明をされる。

要約すると、

・二人一組で学年の縛りはなし
・能力を必ず使用すること(また、能力が常に発動している場合はその効果を活用すること)
・勝利条件は、相手を戦闘不能状態にするか降伏させるか(先生からの試合中断指示もあり。その場合優位な方が勝利)
・相手の傷が多いと減点対象(相手が自らつけたものは対象外)

くらい。怪我人が増えないようなルールではあるのか…。