私立春花学園反応集 (ページ19)

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<累、旭陽コンビ>昼食に誘われましたページ19

※Aさんしゃべります。
※Aさん、中2以下男子設定です。

憂鬱な授業の半分が終わり、時計の針が空を指す時間になる。腹減った。

先程まで使用していた教材類を鞄にしまっていると視線を感じる。
振り返るとそこにはニコニコとこちらを見つめる白黒コンビが……。

これは………行くっきゃねぇ…。威圧感で脅されたくないもん。
けどまあ、この二人が来るとろくなことがないので憂鬱になりながらも、白黒コンビの方へ向かう。

『何か用ですか、先輩方？』

累「あはっ♪Aちゃあん、奇遇だねぇ～」

旭「えぇ、奇遇です♪」

いや、嘘つくなや()
『あなたを待ってました』感が拭いきれてませんが？？？？
さっきまでの『早く来い』オーラはなんだったんすか？？？？？？

…まぁこの二人にそんなこと言っても意味がない(しかも累先輩の機嫌を損ないかねない)ので口をつぐむ。

『いや、本当にどうしたんですか？』

そう怪訝な顔で問いかければ、俺の顔がおもしろかったらしい。
クスクスと子供のように笑いながら俺の頬を累先輩がこねくりまわす。

累「えっとねえ～、旭陽がぁAちゃんと一緒にご飯食べたいって言うからぁ♪
おれも一緒に迎えに来てあげたんだよぉ？」

「嬉しいでしょお～♪」とにぱにぱ笑いながらこちらを見る累先輩に激しく胸をうたれ心配停止になりかける。

は？？？？？なんだこの人、今なら噛まれても怒らない。いや待ってやっぱ痛かったら怒るかもしんない((((((

って、え？まさかの旭陽先輩発案だったの？？意外過ぎて感動。

旭「ふふ…正しくは、あなたがAさんと昼食を取りたいとソワソワしていたから提案したんですよ？」

ほう…つまり、累先輩が俺と食事を取りたいと思っていると予想した旭陽先輩が昼食のお誘いを提案した…。
ということか？ややこしいな、おい((((

累「んぇ、そぉだったのぉ？」

バレちゃってたかぁ～♪なんて満更でもない笑顔を向けられる。
いやいや、それは反則ですよ先輩………

『ｳｯ……(尊い)

と、とりあえず…食堂行きません？』

旭「そうですね、そろそろ混雑のピークになってしまいますから。」

累「人いっぱいは嫌ぁ！！
よぉ～し、急いで出発しんこ～！」

そういって、大股で歩きだす先輩方。

『わわっ！早いですよ先輩！！』

累「んぁ～…？」旭「おやおや…」

「「それなら、」」

＿＿＿＿＿＿ほら、手をとって？