溺愛中秘密の幼馴染み (ページ4)

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よし、今日こそはたいがもついてこないし、合コンで絶対彼氏を作る！

今まで何回も何回も邪魔されて、ちゃんと行けるのは今日が初めてだもんね。頑張ろう！

ゆめかにメイクもしてもらったし！バッチリ！

と思った瞬間だった。

先生「橘ぁー！！これはどーゆーことだ、！」

たいが「うわっ！先生」

先生「お前、小テストを白紙で出すとは、俺の授業がそんなに嫌いか！？おい、話聞いてるのか！！？」

あーあ、分かんないフリするにしても、なんで白紙なんかで出すかなーしかたないな、

「先生、橘くんも反省してるみたいだし、今日のところは課題とかで許してあげてくださいよ」

先生「わかった、課題で許そう。ただし！吉沢、お前が教えろ！」

えぇぇ！！

「なっ、なんであたしなんですか！あたし、今日は用事が…」

先生「そんなに大事な用事か？」

うぅっ、合コンに行くなんて……言えない。

先生「あ、そうだ、相原！お前も小テスト悪かったな、課題やれ」

ゆめか「え、うそでしょ！？」

…………

ゆめか「あーあーなんでこーなるの(泣)、Aごめんねっ」

「ゆめかは悪くないよー」

ジロッ(怒)

たいが「A、怒ってる？」

「あったりまえでしょ！もとはといえばたいがが悪いんだからね⁉」

たいが「ご、ごめん、あ、僕、日誌返してこなきゃ…」

「もう！あたしが行くから、課題進めてて！」

ガラッ

たいが「相原さん、プリント貸して」

ゆめか「え、あ、いいけど」

サラサラサラサラっサラサラサラサラ

たいが「はいこれ、」

ゆめか「え、いま解いたの！？」

たいが「たぶん、全問正解だと思うから、早く合コン行きなよ。巻き込んでごめんね」

ゆめか「あ、うん。ありがと、てか、合コン行くって知ってたんだ」

たいが「別にAのメイク見たらだいたい分かるし」

ゆめか「橘ってもしかして普段、演技？」

たいが「このことは学校のみんなには秘密にしてね」

　

ゆめか「あ、うん、あの、それ、A知ってんの、？」

たいが「うん、知ってるよ」

ゆめか「そっか、てか橘がそんなに頭良いなら、Aもすぐ来るね」

たいが「悪いけど、Aは行かせないよ」