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たいが「今日は晴れてていいね、中庭もポカポカだ」
「そうだね、てかさ、いくら幼なじみだからってお昼も一緒に食べることなくない？」
たいが「なに言ってんのー幼なじみだからじゃなくて、僕がAと食べたいから食べてるんだよ」
「あーはいはい、そーゆー冗談いいから！」
たいが「僕、嘘言ったことないよ！？」
んん！？
嘘言ったことないってどの口が言えるんだどの口が！！
たいが「Aにはね！」
確かにそーだけどさぁ！！
たいが「あ、A、口についてるよ？」
「あっ…ええっ…」
たいが「ははっ(笑)とれたよ」
「あ、あ、どうも…」
たいが「Aってけっこーそそっかしいところあるよね(笑)」
「うっ、うるさいな！！もう、」
たいが「まぁ、そこも含めて大好きだけどね」
「また、思ってもないことを…！！」
たいが「なんで信じないかなー」
《お昼から生還》
ゆめか「相変わらず仲いいねー中庭でのイチャつき見てたよ(笑)」
「イチャつき言うな‼」
ゆうた「それにしても、よくやるよなー！いくら好きな女のためでも、あそこまではなかなか出来ないぞ」
「ゆうたはそーゆことしたい相手いないの？」
ゆうた「俺？あーまぁ、いるんだけどさ、俺には到底かなわない敵がいるんだよなー」
「敵？？そんなのやってみなきゃ分かんなくない？やってみればいいのにー」
ゆうた「いんだよ、俺は。それに今の俺じゃ、その敵になんにもかなわないんだよ」
ゆめか「まー今のところそーだよねー」
「え！ゆめか、ゆうたの好きな人知ってるの！？」
ゆめか「まぁねぇ〜」
「え、ゆめかだけずるい！あたしにも教えてよ、ゆうた〜」
ゆうた「やだねーお前になんて誰が言うかよ」
くそぉ、ゆうたのやつめ、絶対好きな人当ててやるんだから。
《下校時間》
たいが「Aーかえろー」
「嫌だ！」
《ガーン……》
たいが「なんで！！」
「今日はゆめかと２人で帰るんです〜」
たいが「え、じゃあ、僕も一緒に行く」
「ゆめかと２人で！帰るんです‼もし、ついてきたら絶交だからね」
《ガーン……………》
「行こう、ゆめか！」
今日は絶対邪魔させないんだから！
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作者名：さだな | 作成日時：2017年8月19日 2時
