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二番手は囚人だった彼 ページ2

「ねえシリウス。」

「なんだ、」

「…貴方いつまでそんなぼさぼさの髪でいるつもりなの。
鬱陶しいから、縛るなり切るなりなんなりしなさいよ。」

「仕方がないだろ。
切ろうにも自分の髪だ。
それともA、お前が切ってくれるのか?」

「冗談じゃないわよ。
そんな油だらけの髪、誰が触るものですか。
エンコージオ!


ってうわ…それはそれで気持ち悪いわね。」

「A…お前な、勝手にやって置いてそれはないだろ。
っていうかこの髪どうするんだ。
なんか心なしかいい匂いがするんだが…Aの魔法か?」

「知らないわよ、この呪文にそんな特殊効果はないわ。
ああ、もうこっちきて切ってあげるから。」



ーー


お題「髪と魔法」

三番手は例のあの人→←一番手は金髪の彼



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作者名:アサノ | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年11月2日 16時

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