24 賢者 ページ29
ある日突然ケルベロスに注意しろと言う手紙を受け取った事、
ドラコは関係無い事、
賢者の石については伝承しかしらないと。
そして今度はAが彼らに詰め寄る番だった。
「さて、私にも教えてくれるわよね。」
にっこりと微笑むAに三人は血の気が引く気持ちだったが、観念したように白状した。
そして人気のない夜の廊下でスネイプ教授とクィレル教授が言い争っていたという下りを聞いた時、今度はAが三人に詰め寄る番だった。
「違うわ、スネイプ教授じゃないわよ。
スネイプ教授と言い争っていた、クィレル教授が本命よ、」
鬼気迫る勢いで詰めるAに驚く三人は、顔を見合わせ困ったような顔をした。
「待ってなんでそう言い切れるの？」
「今の今まで言わなかったけど、私が地下のトイレまで行った原因は、実は焦ったドラコに連れられたからなの。」
「え！それって、トロール見たさにかい？
変わってるね。」
意味不明なロンのツッコミにAは呆れた。
「違うわよ、人を馬鹿にして。
ドラコ達スリザリン寮は地下だから、避難しようして、私も一緒に連れて行こうとしたの。
けれどその時私が、ハーマイオニーの悲鳴を聞いて、ドラコから離れたのよ。
ドラコ、 その時にニンニクの匂いのする人に、お腹を殴られて気絶させられたのよ。」
「気絶させらたって、」
「ニンニクですって？！」
「ええ、ドラコが私に嘘をついても意味はない。
それに、クィレル教授はいつもニンニクの匂いをさせてるでしょ？
だから「でもどうしてそれだけでクィレルを疑うの？」
「確かに。」
ハリーのナイスツッコミと、ハーマイオニーに続きを促されてAはこくんと頷いた。
「ドラコ、相手の顔は見てないって言っていたから、もしかしらた顔を見られては困る人ってことでしょう？
だから…」
と告げようとしたAの言葉をハーマイオニーが受け取った。
「分かったわ、トロールのところに行くのを見計らっていたみたいって言いたいのね。」
「そう、
怪我してもおかしくない状況に生徒を放置した、これは明らかに悪意のある行為だわ。」
「なるほど、で？
Aはどうしてクィレルに狙われてるの？」
「そんなの私が聴きたいわ。」
これ以上はと言いたげに肩を竦めたAに三人は笑った。
この後三人はAをクィレルの妨害作戦に誘ったが、Aは丁重に断った。
彼女にはまだすべきことあったからだ。
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レモン(プロフ) - 秘密の部屋のところで夢主が3人を弁護するのが探偵やプロの弁護人のようで面白かったです！ (2018年12月9日 19時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
アサノ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！ (2018年12月9日 19時) (レス) id: 0af6fdad08 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして面白かったです！ (2018年12月9日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
アサノ(プロフ) - ♪家♪さん» すみません、誤字脱字についてはいけない一斉に直させていただきます。 (2018年1月16日 16時) (レス) id: 989e1d3217 (このIDを非表示/違反報告)
アサノ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» 確かに変ですね。ご指摘ありがとうございます。 (2018年1月16日 16時) (レス) id: 989e1d3217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アサノ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月27日 19時
