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「Aちゃんなんかあった?」
翌日、BARに行けば海さんに見抜かれる。
「…海さんって、プロポーズしたことあります?」
案の定、経験豊富そうな海さんに質問する。
「え、なにAちゃんプロポーズされたの?」
あー質問の仕方変えれば良かったか、墓穴掘ったな。
「いや、プロポーズされたっていうか、
されそうだったっていうのが合ってますけど…」
「祐基くんから?」
確かにこの間振られた祐基が出てくるのが普通だよなあ、
「いえ、祐基の前に2年半付き合ってた人が居て……」
名前や今の関係を伏せて、
晃一と付き合ってた頃や別れた話を全部海さんに話した。
思い出しながら話したからか、
ちょっとイライラしてお酒を流し込んで
いつもより飲んでしまい、
「そんな事言うなら何であの時プロポーズしなかったの!?
もー意味わかんない今更どうしろって言うのよ!!」
出来上がってしまった。
「Aちゃん今日は酔って怒りが収まらないみたいだよ(笑)」
「めんどくせーな」
やっと来た拓弥がだるそうに私の隣に座った。
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かこ//8 - 中学生です!!初めてこんな風にコメントします。僕らのラーメン荘も本当に楽しく読ませてもらいました(^o^)文の構成とか言葉のチョイスとか本当にすごくて尊敬します!!これからも頑張ってください、応援しています☆ (2016年8月27日 19時) (レス) id: 2deb815a95 (このIDを非表示/違反報告)
KA!R!-8??(プロフ) - 短編集待ってます!!めっちゃ楽しみにしてます!!頑張って下さい(≧∇≦) (2016年6月18日 10時) (レス) id: 755abbe78d (このIDを非表示/違反報告)
vermilion(プロフ) - 「僕らのラーメン荘」のときから、ずっと見てました!新作頑張ってくださいね! (2016年5月27日 18時) (レス) id: dd615c95c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツンツン草 | 作成日時:2016年5月24日 1時