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☆*41*☆ ページ41
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春の爽やかな日差しとは逆に
気持ちはどんよりと曇っていた
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ベンチに座って時間を潰して
頃合をはかって会社に戻った
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･･ら
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受付で和くんが喋ってるのが見えた・・
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足早に通り過ぎようと思ったのに声をかけられた
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和「Aちゃん」
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名前を呼ばれて今気づきましたって顔してニッコリ微笑んだ
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だって受付で元カノがこっちを見てるんだもん･･･
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本当はあの子と一緒にいる所を見るのも嫌
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会社辞めようかな･･･
そんな事まで考えてしまう
和「あのさ･･･」
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近づいてきた和くんが喋りかっけたけど
ニコニコ笑ったまま歩き出した
「もう始まるから･･･また」
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それだけ言うとさっさと席に戻った
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背中越し
は〜っ
と大きなため息が聞こえたけど
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ため息をつきたいのはこっちだよ
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作者名：*花*
| 作成日時：2012年5月16日 15時
