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☆*16*☆ ページ16
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いつまでも離してくれそうにない腕を引っ張って
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「あっち行こう？」
歩いていった
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「お水いる？」
ソファに座って聞くと
和「いらない･･Aちゃんがいい」
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またギュっと抱きしめられて
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さっきまでの訳のわからないモヤモヤが
何だったのか分からないまま
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こんなになるまで飲んで
いつもと違う事をするこの人も
あたしの態度に不安に思ってたのかなって思ったら
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「好き」
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気持ちが素直に口をついて出た
和「俺もAちゃん好きだよ」
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その後の言葉はないまま
ギュっと抱きしめられて
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唇が重なる
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それだけで涙が零れそう・・
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深い
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深いキスにかわって
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また２人の時間が１つに重なった
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作者名：*花*
| 作成日時：2012年5月16日 15時
