*Iris2* *K* (ページ10)

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°･40.｡* ページ10

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潤くんの話はすぐには信じられなくて

和也はあたしといる時

イライラしているなって感じる事はあっても

人前で怒りを露にしたり

怒鳴ったりされた事はなくて(事故から目覚めてから怒鳴った事は何度かあったけど)

そう考えると彼女には全てをさらけ出せるのかもしれない

それぐらい信頼しあっていたのかな･･

そんな事考えてまた胸が痛んで

乾杯したままになってたぬるくなったワインを飲み干した

潤｢Aちゃんは？どうしてた？｣

みんなとさよならしてからの生活は味気ないもので

単調な毎日なんて３分もあればすぐに話し終わる

潤｢え？そんだけ？、え？もっとあるでしょ他に｣

｢何も(笑)今言った通りだよ

毎日あそこで働いて

休みの日は普段できない家の掃除して…それだけ｣

潤｢気持ちの変化とか、｣

｢･･･何も｣

和也のいない毎日に変化なんて何もなくて

だからって今でも和也を忘れられずにいるなんて言えなかった

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