*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ6)

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ため息をついて一人で飲んでたら

グラスを持ってフラフラ移動する人に声をかけられる

*｢あれー？１人なの？｣

｢あ、はい･･･｣

何歳になっても、初めて喋る男の人は慣れない

あたしが１人だから気を使ってくれてるんだろうけど･･･

さっきから落ち着かない

｢あ、･･･はい同じ高校で、｣

*｢そうなんだー！俺さ、｣

愛想笑いをしてどうにかやり過ごす

沙也加｢先輩飲みすぎっすよ｣

*｢おー！さやちゃん(笑)｣

あたしと先輩と言われた人の間に沙也加が座って

あたしはホッとした

沙也加｢あ、先輩あっちで呼んでましたよ｣

沙也加がひとしきり喋った後

さっきまでいたとこを指さす

*｢そうだ(笑)あっち行くとこだったんだ｣

小さく会釈すると

またねって笑顔で笑って

サッカー部の集まりに混ざって行った

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