*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ40)

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自慢げに鼻につく感じで言ってくる和くんは

あたしを後ろから抱きしめてる

その腕をぎゅっと握って反論する

｢なにそれー(笑)櫻井さんは男より女が好きだからあたしの方が好きだもーん｣

和｢はー？！じゃお前は俺より翔ちゃんに好かれてたいわけね｣

｢そんな事言ってないよー(笑)｣

一緒にいるようになってわかったのは

和くんは思ってたよりヤキモチ妬きだってこと

あたしが望むように一緒に居ようとしてくれる気遣いの人だってこと

あの頃のあたしに言ってあげたい

本当に運命ってあるんだよって

和｢翔ちゃんより俺のがA好きなのにな｣

｢和くん･･｣

和｢なに｣

｢和くんが大好き｣

和くんの頬を両手で包むと

薄くて柔らかい唇があたしの唇を挟んでチュっと音をたてる

和｢･･(笑)｣

あたしを包む和くんの体温が好き

カタコイの時より

ずっと

ずっと好きが溢れる

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2016.6.17完結