*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ35)

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｢和、くん･･･｣

和｢A･･｣

それ以上は何も言わなくて

黙ってぎゅってしてる

和くんにちゃんと好きが伝わるようにあたしも力いっぱいぎゅっと抱きしめた

しばらくしたらふっと力がゆるんで

ふふっと笑ったように名前を呼ばれた

和｢･･･A｣

｢はい･･･｣

何を言われるのか身構える

和｢力、つよくね？｣

｢え･･･？｣

和｢腹へっこみそう(笑)｣

｢痛かった･･･？｣

まだ腰に手を回したまま顔をのぞきこむ

和｢んー？ふふ(笑)｣

和くんは笑ってるけど

あたしはまだ不安でそっとその頬を触ってみる

｢痛い･･･？｣

和｢･･･大丈夫だよ(笑)でもさ、よく考えたら、｣

和くんの言葉の続きを待ってると

おでこがこつんと当たる

和｢ここ玄関だし(笑)俺ら何やってんの(笑)入ろう｣

ふわっと離れて部屋の中に入ってしまった

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