*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ28)

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和｢俺はねー、翔ちゃんと飯食いに行ってたの･･･相談がてら｣

｢櫻井さんと･･･｣

頭の上から響く声

その言葉にまたホっとして

あたしを撫でる和くんの手をとって指を絡める

幸せに浸りたくてもそうできないのは

色んな問題が山積みで･･･

和くんが今、鳴り出した携帯の画面を見てため息ついたのは

きっとマミさんからだからだ･･･

和｢明日Aの家に挨拶に行こうかな、で来週会社に申請だして、｣

和くんが２人の予定を組み立ててる間にも

電話は切れても何度も鳴り出す

｢出ても･･･いいよ、？｣

ちょっと躊躇ってそれでも笑顔であたしを見つめる

和｢ん、今はいいや･･･電話も変えるわ、それまでに何回か喋る事になるだろうけど、何も心配しなくていいから｣

髪の毛に唇を寄せて

腕にぎゅっと力が入った

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