*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ3)

今日:23 hit、昨日:16 hit、合計:45,150 hit

〇○。.123.。○〇ページ3

・

泣きそうな気持ちで部屋を出たけど、

どこを見ても和くんはいなくて

電話してみたけど出てくれなくて･･･

帰ってくる気配もなくて

そこで少し待ってみたけど

きっと、もう戻って来ないんだと櫻井さんのとこに戻った

｢あの、あたし･･･帰りますね、ごめんなさい｣

翔｢あー、さっきさ？さやちゃんに電話したら来るって｣

｢え？｣

翔｢近くにいたみたいで、１０分で行く！って(笑)ほら、あいつと会いたいって｣

小さく指さしたそこを見るけど

それが誰だかわからなくて首を傾げる

翔｢さやちゃんが好きだった桐生｣

｢あ！あー、そうなんだ全然わからなかった｣

翔｢だからさ？飲んで待ってよ(笑)ほい乾杯｣

グラスを渡され２つのグラスがぶつかって

あたしの心とうらはらにカチンと楽しい音が鳴った

・