*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*4*完結* (ページ1)

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声をかけた人がドアの方に向かってこっちと手招きしてる

和｢マミ･･･｣

和くんの呟いた声が聞こえて

指先から段々と血の気が引いて冷たくなってく

あたしが和くんのシャツを掴もうとしたのと和くんが立ち上がったのは同時で

あたしの手は虚しく空を切る

和｢ちょっと、ごめん･･･｣

和くんは･･･彼女･･･マミさんの元に行ってしまった

呆然とその後ろ姿を見てるあたしに櫻井さんは優しく声をかけてくれる

翔｢大丈夫？･･･飲み物何か頼んどこっか｣

｢あ、はい･･･｣

メニューを見てると呼び鈴を鳴らして、少しして店員さんがきた

翔｢にのは生でいっか、Aちゃんは？｣

｢あ、じゃあ、梅酒ジンジャーで･･･｣

櫻井さんに言って怖々和くんの方を見ると

立ち上がってマミさんの腕を掴んで部屋を出た

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