*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*2 (ページ10)

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あたしは何でヘラヘラ笑ってるんだろう･･･

櫻井さんなんて

高校卒業してから会ってないよ

だけど彼女さんは納得したように頷いた

彼女｢そうなんだ(笑)｣

彼女の笑顔に胸がズキっと痛んだ

｢はい(笑)お二人も今帰りですか？･･あ、あたしお母さんにシャンプー買ってきてって頼まれてたんだった！じゃあ、失礼します｣

早くこの場から逃げたい

和｢Aちゃん！、あー酔ってるみたいだから気をつけて｣

｢はい、失礼しまーす(笑)｣

あたしを呼び止めた二宮さんを見たら

隣で彼女が二宮さんの腕を

ぎゅっと持つのが目に入った

あの二人は、あれからもずっと一緒にいたんだ･･･

ずっと付き合ってたんだ･･･

走って走って

お酒のせいでもつれそうな足を何とか前に出す

だけどやっぱり飲みすぎたみたいで

家の数十メートル手前で派手に転けてしまった

｢あ、い！、っつー･･･｣

その場に座りこんで膝を見たら

大きな擦り傷が出来てた

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