*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*2 (ページ9)

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沙也加と別れて乗った電車

キラキラ光るネオンも

雲１つない紺碧の空も

何を見てもきれいで

駅に着くまで流れる景色をずっと見てた

電車を降りて改札を出る時に見えた二宮さんらしき人

こんな所で会えるなんて！

猫背の感じが絶対そうだ！って

和くんって声かけて驚かせようって近づいて

肩をトントンと叩いたら･･･

その時初めて見えた隣にいる女の人・・

見覚えのあるその人は

卒業式に一緒に帰ってたあの人で、

あの時よりも大人になってキレイになってる二宮さんの彼女だ

立ちすくんだまま声が出なくて･･･

彼女｢和也、知り合い、？｣

和｢、･･ああAちゃん｣

｢あの、お久しぶりです(笑)今、友達と飲んでて、あ、今帰りなんですけど二宮さんに似てるなーって(笑)あ、あたしお二人の高校の後輩なんですけど(笑)櫻井さんにお世話になってて｣

あたし一人でヘラヘラしながら

言い訳のようにペラペラと喋った

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