*ｶﾀｺｲ・ﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝ*2 (ページ23)

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奏太｢なんか俺すげー悪い事してるみたいだね(笑)｣

｢違うんです･･･トモが一緒に行くのは、良かったねって思ってるんです･･･

ただ、最近涙腺が弱ってて｣

あたしの言葉にトモに抱きついたままのあたしの頭に沙也加の手がポンと乗る

その横にトモの手がきて

トモの手の上に奏太さんの手が乗って

重くて

だけどその重みが心地よくてあたしはまた泣いた

搭乗のアナウンスが流れて

トモ｢じゃあ行くね？｣

｢うん(泣)｣

沙也加｢楽しんできて(笑)｣

｢元気でね･･･帰ってくるの待ってる(泣)｣

大きく手を振ったトモの目が赤くて

あたしはまた涙を流す

トモが見えなくなっても

いつまでも手を振るあたしに沙也加は呆れてる

沙也加｢ほらいつまで泣いてんの！行くよ！｣

沙也加に呼ばれて涙を拭いながら後ろを着いて行った

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