【名探偵コナン】東大生、奮闘してるってさ。4

▽mission188 ページ48

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軽く微笑んで心底安心したように呟いた真純を微笑ましく眺めて、私は少しだけ顔を引き締める。





「でもあんな無茶な真似、もうしちゃ駄目だからね？？？？今回は運良くコナンくんも真純も生還できたからいいものの」

「アハハ、善処するよ」

「こんにゃろ〜〜………探偵ってやつはどいつもこいつも…………」





軽い説教が軽く笑い飛ばされ、私は頭を抱える。


探偵の周りの人々、どうぞ強く生きてくれ…………あっ今は私も周りの人々の一人か…………探偵ってやつは生き急ぎマンしかおらんのか…………？？？？心臓に悪いわ。


私は眉を顰めて世良ちゃんをビシッと指差す。





「真純は50年後も60年後も私とパンケーキ食べに行くんだからね！」

「うん、分かった！」

「う〜〜ん返事が軽い〜〜〜〜！！」

「む、これでもA姉とパンケーキ食べるのは楽しみにしてるんだからな〜〜！？」

「ならいいけどさ〜〜！！」




叫びながら天を仰いだ私を見て世良ちゃんがぷっと吹き出した。


釣られて私も少し笑って、それから少しだけ事件の話をした。



その間に蘭ちゃんや園子さんもやってきて世良ちゃんに泣きついて、





「……あれ、電話だ」





世良ちゃんの無事を喜ぶ二人を微笑ましく眺めているとスマホに着信が入った。


何事か、とこちらを見た三人に軽く手で謝って私は廊下に出る。





「はい、山崎です」

『Aさんですか！？安室です！！』

「えっどうしたんですか珍しく慌てて」

『今日梓さんが風邪でお休みでして、僕一人の勤務なんですけど、何故かいつもよりも客足が多くてですね！？』

「安室さんが慌てるレベル……！！？！」

『急用がなければヘルプに来てくれませんかね……！？………あ、はい！少々お待ちください！』





そう言っている安室さんの声の後ろから既にオーダーの声が聞こえてくるところを見ると(聞くと？)、どうやら珍しく緊急事態らしい。


なんでや……みんな狙撃の恐怖から解き放たれてカフェに行きたくなっちゃった……？？？？






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