【名探偵コナン】東大生、必死だってさ。3 (ページ4)

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▽mission98 ページ4

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「あっイヤあっぶね誤魔化されるところだった安室さん帰ったはずなのになんで戻ってきたんですか」

「…………あ～、虫の知らせですかね」

「なんですかその間は…………」

コナンくんのように動揺することはなかったが一瞬考えるような素振りを見せたところを見ると、もしかしてもしかすると服辺りに盗聴器的なものを仕掛けられているのかもしれない。

だが私は安室さんに探られているなどと気付いていない設定なのだ、直接的に聞くのは得策ではない。

あとでダイナミックに水浴びでもするか…………

「いやすみません、冗談です。まあ探偵の依頼が急に入って来た道を戻ったってところですね」

「さいですか…………いやそれ私送ってってる場合じゃないじゃないですか」

「早めに行こうとしていただけなので余裕はあります、大丈夫です」

「アッそれはわざわざどうも」

この男大体のこと探偵の依頼で誤魔化すつもりだな？？？？？

これ以上聴いても大した答えは返ってこないことを察して雑談を振ることにする。

「そういえば安室さんはあんな美女とお知り合いなくらいですし彼女いますよね？」

「僕が今Aさんにアタックしてるのをお忘れですか？？？？」

「アッさっき胃袋強奪宣言されたとこだった」

「どうすればAさんは僕のこと意識してくれるんですかね」

「え～…………分かんないです………………」

だってそもそもハニトラじゃん…………と最初からひねた態度を取っているお陰で割と平常心で受け答えする。

意地でも情報吐く気はないし、安室さんだって痛めつけてまで吐かせる気はないだろうし。

片手間でハニトラするくらいならさっさと諦めてくんないかな…………早く沖矢さんとのカレピッピ関係も解消したいし………………

「まあそれはそうとして安室さんってアラサーですよね」

「アラサーですね」

「私はティーンエイジャーですよね」

「そうですね」

「ほぼ一回り年齢差あるのになんで一緒に歩いてたら大学生同士に見えるんですかね……………サークル帰りの男子学生二人組感…………………」

「どこからツッコんだらいいんですかね？？？」

「先輩ラーメン食って帰りましょうよ～～先輩の奢りで！！！ゴチっす！！！！」

「嫌だ」

「塩対応」

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