【名探偵コナン】東大生、必死だってさ。3 (ページ47)

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▽mission141 ページ47

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次からはちゃんと教えてくださいよ～？？？と何故か釘を刺されて苦笑いしていると、蘭ちゃんと顔を見合わせた園子お嬢様がパッと表情を明るくした。

「それで、安室さんとはどういう関係なんですか！？？やっぱりカレカノ？？？」

「だからそれは誤解だと…………」

「え～～？？？ほんとに～～？？？」

恋バナ好きな女子特有のキラキラした目でそう聞いてくる二人に私の笑顔は更に苦くなる。

コナンくんもまだ呆れたように笑っているし、妹の目が輝き始めたのは不本意だが兎に角スルーしよう。最近の小学生はませているのだ。

驚いたような反応をしたのは世良ちゃんだ。

「安室っていうと、小五郎さんの弟子だっていうあの？」

「そうよそうそう！！Aさんと安室さん、ど～もただのバイト仲間にしちゃ距離感が近いのよね～～～？？？」

「ほえ～…………」

楽しそうに笑っている園子お嬢様の言葉に世良ちゃんは気の抜けたような返事をする。

興味なさげかな？？？それでいいのよ？？？

園子お嬢様も諦めてほしいなあ～とかなんとかいう私の希望が伝わるわけもなく、園子お嬢様はまた身を乗り出してきた。

「それでそれで？？？もし誤解だとしてもAさんは安室さんのことどう思ってるんですか？？？」

「え～…………しょうもない話によく付き合ってくれる顔の良い童顔探偵…………」

「しょうもない話に付き合ってくれるのはAさんに気があるってことじゃない！？？！」

「いやまああっちはそうらしいけど私は別に………」

「えっウソAさん、安室さんに口説かれてるんですか！？！！」

「まあそういう反応になるよねえ…………」

嘘をつくとあとあと面倒なのは明白で、素直にハニトラされていることを供述すれば世良ちゃん除く女子たちがきゃっと色めき立った。もちろん妹もである。

「ねえね、そのアムロさんと付き合うん！！？」

「付き合わんよ…………」

「そうよ、あんなイケメンなのに勿体無いわよAさん！！！」

「あは、あははは…………」

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