【名探偵コナン】東大生、必死だってさ。3

▽mission106 ページ12

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「そんじゃ！！！！！！こう見えてコイツ結構ゴリラなんで！！！！！！！！！お見送りは結構ですありがとうございました！！！！！！！！！さようなら！！！！！！！！！！！！！！！」

「勝手にゴリラにすんな」

「姉のために一瞬ゴリラになってくれ」

「嫌やわ」






事件は無事眠りの小五郎ことコナンくんとその助手安室透が解決し、念の為の事情聴取はもう遅いからと明日に回された。


となればこれ以上現場に留まる理由もなく普通に帰ろうとすれば、この期に及んで安室さんが危ないから送っていくとか言い出す。


それを見たコナンくんがボクも行く〜〜！！！と駄々をこね始め、事件ホイホイ二人も連れて帰れるかと半ギレでお断りした次第である。



安室さんは勢いで押し切り、コナンくんは蘭ちゃんにたしなめられて諦めてくれた。


が、去り際に服にタッチされたから多分盗聴器付けられてる。家着いたらホースで水浴びしよう。





「それじゃAさん、また今度安室さんとの関係についていっぱい教えてください〜♡」

「園子さんそれは誤解だと何度言えば」





園子お嬢様はお嬢様なのでおうちからお迎えの車が来ていた。流石お嬢様。

でも車に乗り込む直前に言われたことについては納得していない。そこ安室さん楽しそうにするな。



ようやく事件ホイホイオールスターズから解放されて一息つけば、弟がコイツ大丈夫かみたいな目で見てくるが身内だからノーカン。むしろ安心する。


安室さんの盗聴器(仮)とコナンくんの盗聴器(ほぼ確定)をぶら下げた状態ではあるが、やっとこさ緊張感から逃れ大きく伸びをする。





「侑斗お前いつの間にホワイトハッカーとか目指してたん」

「部活でそういうセミナーみたいなのあって……警察の人に誘われた…………」

「マジで…………？？？えっじゃあなにお前サイバー対策うんたらみたいなやつ目指すんか………？？？？」

「分からん……民間かもしれへんし………」

「そ、そっかぁ…………自分の身は自分で守れよ………そこまでは面倒見れんからな…………」

「なんで姉ちゃんはさっきからそんな死にそうな顔してん」







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