【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission93 ページ47

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困惑したように聞き返せばひらりと手を振られた。





「え〜〜と、で、そのバ、バンブー？さんのお知り合いの方で…………？？？」







バンブーって誰？？？竹(Bamboo)じゃん？？？と自分で思いながら恐る恐る尋ねてみる。

安室さんとは知り合いだけどバーボンもバンブーも生憎知り合いじゃないもので…………



そっとご尊顔を伺えば、ベルモットはしばしポカンとした後ふっと微笑んだ。


そのままイタズラっぽくウインクする。





「……フフ、まあそうね……Bambooの同業者ってところかしら」

「へ、へえ〜〜………………」





その答えに頰をピクピクさせながら精一杯の愛想笑いを浮かべた。




竹 の 同 業 者 ベ ル モ ッ ト 爆 誕 。


安 室 さ ん は 竹 。






「まあいいわ、少しだけお話しない？良い店を知ってるの」






そう言って微笑むベルモット。妖艶以外の言葉が思い付かない。語彙力の無さがバレてしまう。

ベルモットからのお誘いという全人類の夢と言っても過言ではないような状況において、ビビり散らかしている私はブンブンと両手を振る。





「えっいや、あの、おかんがご飯作ってくれてるので…………いやそもそも知らない人と急にご飯行くのは………………」





焦る私を見てクスリと笑ったベルモットがヒラリと片手を振った。




「それもそうだったわね…………じゃあまず自己紹介かしら」

「えっおっ、ウッス…………」

「私は、……そうね、ベルとでも呼んでちょうだい」

「オッお願いします……………？？？？」









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