【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission69 ページ23

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「こんにちは、Aちゃん♡」

「お久しぶりです有希子さん」




週末、沖矢さんから召集を受け工藤邸に向かえば居間で大女優が待ち受けていた。

いやもうこの時点で一般人枠外れてる…………




「A、カメラは持ってきたか？」

「ヒョエッ」

「あら、秀ちゃん」




しれっと赤井のまま出てきた赤井さんに絶句していると有希子さんが楽しそうに笑った。




「あら、Aちゃんは秀ちゃんの本当の姿知ってたんじゃないの？」

「知ってましたけどこんな間近で見るの初めてですよ…………」

「そういえばそうだったかもしれんな」




さも今思い出したかのような顔をする赤井さんをじとっと見つめる。絶対わざとだろテメー……


有希子さんがパンッと手を叩いた。




「まあとにかくAちゃん、この間はありがとうね♡Aちゃんが賢い子で助かったわぁ」

「いえ大分買い被りすぎです有希子さん……」

「何言ってるんだA、普通の娘が俺のことを知っているはずがないだろう」

「いや世界がバグってんですよ…………アイアムノーマルピーポー…………」

「じゃあバグに当てられたAちゃんはもう立派な私たちの味方ね♡」




大人達に畳み掛けられ顔を覆う。


ヤダァ…………もう逃げらんないとこまで来ちゃってんじゃん………………過去の私野宿しろよ…………今すぐ野宿しろ…………





「大丈夫よ、秀ちゃんが守ってくれるもの」

「何、君が契約を破らない限り俺もボウヤも味方だろう？」

「ぴええ…………」






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