【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission62 ページ16

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『ありがとAちゃん、流石私が見込んだ通りだったわ♡』

『了解、ご苦労様です。』

『おつかれAさん！博士に迎えに行かせるからもうしばらく側にいてあげて』




さっきのメールへの返信が三者三様でめちゃくちゃ面白い。


メールを眺めながら、辛そうな哀ちゃんの背中をさすってやる。




今回ので私はどの程度ストーリーに食い込んでしまったんだろうかだとか、安室さんは今回の騒動に私が関係してるの知ってるんだろうかとか、もし知ってたらポアロでの人間関係どうしようかとか。



色々考えているとノックの音がした。





「哀くんがいると聞いてきたんじゃが……」

「開いてますよ、どうぞ〜」




ガチャリとドアを開けて入ってきた阿笠博士が私に膝枕されている哀ちゃんを見てめちゃくちゃびっくりした顔をする。




「ご覧の通り哀ちゃんはめちゃくちゃ風邪が悪化してます」

「そ、そのようじゃな…………」




哀ちゃんを起こさないようにそっと抱き上げて博士におんぶさせる。




「またそのうち哀ちゃんに会いにいってもいいですかね？」

「おお、もちろんじゃよ」




快く承諾してくれた博士に頭を下げて感謝。




「あとそれと、子どもたちには私がいたこと内緒にしててください」

「わ、分かったわい」




博士が頷いたのを見て部屋のドアを開ける。





「では、お大事に」

「哀くんと待っておるぞ」

「へへ、ありがとうございます」









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