【名探偵コナン】東大生、保身するってさ。

▽mission40 ページ41

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ノリと流れで夕飯をご馳走になることになった。



お礼に来て結局また貸し作られるの面白すぎない？？？？？



いやあっちは貸しとか考えてないんだとは思うけどさ。






「でもAさんは本当に普通の人なんだよね？なんで赤井さんのこと知ってるの？」

「やだ、これ以上は教えないよ」

「え〜〜〜〜」

「私だって命が惜しいんだから悪あがきくらいさせなさい」





沖矢さんを手伝ってテーブルの片付けをしながらコナンくんと会話する。





「でもコナンくんが考えてる以上に色々知ってるとは思うよ〜〜私には余計な情報とかね」

「吐いて楽になる気はない？」

「ないよやだよ」





これ以上は探るなよ、と言外に伝えたつもりだが上手く伝わっただろうか。


事実、最悪の場合切り札になる情報はいくつかあるのだ。





「だから私が悪い奴らに口を割らされないように気を付けてよね〜〜」

「悪い奴らに口を割らされないようにここで封じちゃうってのは考えなかったの〜？」

「まあそれでもいいけどそうなったら家族のことは頼んだよ？？？」

「封じないけどさ〜〜」





穏やかな声色で殺伐としたことを話しながらで停戦協定を結ぶ。


コナンくん達には悪いけど守ってくれよな！！！私は無力だ！！！！





「お待たせしました、今運びますね」

「あっお手伝いします！！！」

「ボクも〜〜！！！！」




コナンくんと二人でキッチンに駆け込めば美味しそうな匂いが漂っている。




「わぁ〜〜ビーフシチューだ〜〜！！！！」

「ビーフシチュー！！！！！」

「そこまで反応して頂けると昨日から仕込んだ甲斐がありますね」




器に盛られたビーフシチューを運び、パンを皿に積む。


いつの間にやら用意されていたサラダも食卓に並び、思わず頰が緩んだ。



昨日からビーフシチュー仕込んでた赤井秀一めっちゃ面白いし夕飯はめちゃめちゃ美味しそう。





「Aさん、楽しそうだね？」

「さっきまでピリピリしてた反動かな〜〜」





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