【戦姫絶唱シンフォギア】私の……唄 (ページ23)

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No.23 ページ23

私と切歌は今フロンティアにいる。

すると調と響が来た

調「A！！起きたんだね！」

私は微笑み頷いた

響「ねぇAちゃん、もう一度リディアンに来ない？」

私は首を横に振った

A「それは出来ない。ごめんね、響」

切歌と調は戦いだした

勿論私は戦いに参戦している

響はマリアのいるところへいこうとしていた。
私は響を止めに行こうとすると調べに止められた

A「邪魔しないで！！」

私がいうと調は私の足止めをしながら切歌の攻撃を防いでいた

調「A！ドクターは間違ってる！弱い人を救えない！きりちゃん、気づいて！！」

切歌「私は、調に覚えていてほしいです！いやです！忘れられたくないんです！」

調に攻撃すると調はバリアを出した

調「えっ何…これ…」

調は驚いていた

切歌ははっとしてとても悲しそうな顔をした

切歌「調、A、私消えたいです」

そういうと切歌は自分の鎌をなげた。

切歌「私は、もう消えてなくなりたいです」

だめだ！
鎌は切歌の方へ向かっている

A「切歌！だめ！逃げて！」

私がそういうと切歌は微笑み「サヨナラです」と言った

その後鎌は切歌へ迫っていった
すべてがスローモーションに見えた

迫る鎌、飛び出す調、なにもできずにただ立ちすくむ私、驚いている切歌

そして鎌が調に刺さると世界はまた進み出した

切歌「調ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ！！」

私の思考回路も回りだした

A「やっぱり私には救えない？仲間を救えない…」
嫌だ、嫌だ！
大切な人が居なくなる…

私の足は支えをなくしその場に座り込んだ
見えるのは濡れていく地面
聞こえるのは切歌の泣き声
そして私は譫言のように
「フィーネ…私、守れなかった」
と呟いていた

私に何かが触れる
顔をあげるとそこには調がいた

A「し…らべ？なんで…」

私の声は震えていた

調「フィーネが救ってくれたの。だから大丈夫、私は生きているよ」

その言葉に安心したのか私のリミッターは切れ泣いた

ただただ泣いた
人前で泣くのは抵抗があったがそれでも涙は止まらなかった

こんな私はやっぱり弱い。