【戦姫絶唱シンフォギア】私の……唄

No.17 ページ17

マリア「A、待ってるからね」

そう、私は此処に入ってから数週間たった頃
此処にいるメンバー…と言っても調や切歌、マリアだけだけどね

今日はマリアのコンサートでもあり世界に宣戦布告する日でもある。

そして、私と響達が完全に敵になる日。


調「A、もう時間だから行こう。きりちゃんは外で待ってるから」

あぁ、もうこんな時間か、早く行かなければ。
もう決めたんだ。私は月を…地球をまもると。
それに、もうこの子たちを家族のように思っている
今更逃げ出そうなんて無理に決まっている
私が守らなくてどうするんだ。

A「そうだね、もういこっか！」

〜inコンサート会場裏〜

もうマリアは翼と戦っているらしい

…誰か来た。

「君達…てAさん！何でいるんですか！？」

…えっと、この人は翼のマネージャーさんだっけ

覚えてないや

私は精一杯演技した。
声の高さを変えて一人称をあたしにした。

A「は？お前誰だよ、Aなんてあたしは知らないぜ？」

今はこうするしか無いのだ。
今バレて捕まってしまったら計画はすべて失敗に終わる。
此処で足を引っ張ってる訳にはいけたいのだ。

「いや、あなたはAさんです。証拠にあなたはクリスさんから貰った髪飾りをつけています。それが証拠です」

あっ失敗した。
クリスとは中が良かった為髪飾りを未だに捨てられずにいるのだ。
白い百合の花の髪飾り。

A「調、切歌、いこう！」

私達はもう時間になったから場所へ向かった

「まってください！」

なんて言ってるけどもう戻れない。

私は少し急いで走った

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