九雫 ページ39
***
ニヤリ
あっ、唇を左端だけ上げた
これをする広斗は何か企んでるの
楽しそうにしてる広斗
困ったようにしてる雅貴
二人とも正反対の
「 ・・・まずお前だ、ノボル。 Aにチャカ向けた 」
「 次は日向。 俺の女を攫った 」
「 ・・・で、次はロッキー
ラスカルズとルードの揉め事にAを巻き込んだ 」
「 鬼邪高は・・・、雅貴が古屋の傷思いッきりえぐったけど、俺はまだ足んない 」
「 スモーキー、お前はAに固執してんのが気に食わねえ 」
「 最後はコブラ。 なに俺の女、腕に抱いてんだよ？ まじムカつく 」
一人ずつ、順番に指さす広斗
「 こうなるともう止められねー 」
「 るせっ。 ＳＷＯＲＤのアタマ全部潰すぞ 」
「 ああ、もう。
鬼邪高だけはＮｏ．３なんだけど・・ってブツブツ言う雅貴
わたしだけバイクに残して、二人してＧ・ＳＷＯＲＤの人たちに向かっていく
・・・、・・・、・・あっ！
広斗、本当にノボルから殴った
コブラとヤマトが止めようとしてるのに、お構いなしに拳を振るう
鷹が大きな翼を羽ばたかせるように、美しい弧を描く右腕
鷹が鋭い爪で敵を仕留めるように、瞬く間に円を描く右脚
舞うように翔ぶように・・・二人が通り過ぎた場所は
大勢の人たちが倒れていく
ああ、ここは血の匂いが
やっぱり
広斗は・・・
わたしの
覇者
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 さて・・・帰るか 」
汗だくになった髪をかき上げて広斗が戻ってきた
「 お前にイロイロ聞きたいこともあるしな 」
「 ん？ なにを？ 」
「 なぜ、俺の言いつけを破ったか？・・とかな 」
「 あっ。 その・・・おこってる？ 」
「 ったりめーだ！！ 」
眉間の皺と鋭しかめた瞳が、怒りの大きさを表してる
「 わ、わたしだって聞きたいことあるよ 」
「 あ”あ”？ 」
「 どうしてここだってわかったの？・・・とか 」
「 ！！ 」
あっ、切れ長の瞳がまぁるくなった
「 そこ大事か？ 」
「 うん 」
「 なら、答えは帰ってからだ 」
怒った
・
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姫保(プロフ) - ミナさん» きゃ(/ω＼)そっか・・・きっとイロイロ吹っ切れたから、生まれ変わったのと一緒だ〜！！ (2016年6月3日 7時) (
レス) id: 29b0e5addf (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - リボーンやで♪生まれ変わりやで( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年6月2日 22時) (レス) id: 2d5c99313a (このIDを非表示/違反報告)
姫保(プロフ) - すずめさん» ただいまでございます( ;∀;)いつも見守って下さってありがとうございます。 (2016年6月2日 0時) (レス) id: 29b0e5addf (このIDを非表示/違反報告)
姫保(プロフ) - no_NAMEさん» あわわ・・・(*ﾉωﾉ)ヤベ、照れる←モニタリングの臣様風に読んで下さいませ。 (2016年6月2日 0時) (レス) id: 29b0e5addf (このIDを非表示/違反報告)
姫保(プロフ) - 優希さん» ありがとうございます。再開してすぐのコメントが心に沁みます。 (2016年6月2日 0時) (レス) id: 29b0e5addf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫保
| 作成日時：2016年2月27日 0時
