制裁をする2人【2】

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Aside





2人きりの気まづい空気




優太「よかったな、まさるくん」



「そうだね」



優太「...」



「...」



なかなか目も合わせられない私たち




優太「あの...」



「？」



優太「えっと...」



チラッと優太の顔を見ると俯きながら口をパクパクさせていた



魚かよw





「ぷっ...」




堪えきれなかった



吹き出しました





優太「えっ？」



えーいもうどうにでもなっちゃえ！！




「優太今めっちゃ魚みたいだったwwww」



優太「は？」



「口パクパクさせてさ！もう面白過ぎ！ww」



優太「な、なんだよっ！」



「や〜今の動画撮ればよかったwwww」



優太「んなことさせるかよ〜！！」



「あ！今の顔はサルかなぁ〜？」



優太「サルじゃねぇ！！
てかスマホ構えるな！！」



サル顔を撮ろうとスマホを構えると優太の手がスマホめがけて近づいてくる




「うわ！今めっちゃサル！」



優太「だから違うっての！」




笑いながら対抗してくる優太はいきなり体を倒してきた





「...え？」





床ドン状態ですかこれ



確かに背中には床



顔の両側には優太の手



そして目の前には優太の顔




床ドン証明されました





「え...ちょ、優太？」




真剣な顔...というか男の顔？でずっと見つめてる




「どうしっ...」




キス









...ではなかった



でもキスできそうなぐらい優太の顔は近くて



さっきまでひじを伸ばして床ドンだったのが急にひじをまげて床につくから本当に距離が近い




「優太...？」



優太「...好き」



「へ？」



優太「大好き」



「え？」



優太「愛してる」



「優太」



優太「ごめん...」




いきなり愛情表現したと思えば目線を落として謝る





「優太どうした？」




少し心配になって声をかけた




優太「俺...」






この続きはなんだろう




より戻そう？



やっぱ付き合えない？



幼馴染のままでいよう？



もう俺と縁切ってくれ？



期待してると裏腹に恐れてしまう自分がいた





「俺...？」



優太「俺...









Aのことが好きすぎて死にそう」

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