制裁をする2人【2】

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海斗「2人は見合いを抜けた」



優太「...ほんとに婚約してないんだな」



海斗「2人はお互いのことをよく知ってる

2人にとって1番いい答えだろ」



優太「その後か？Aが死ぬかもしれなかったってやつ...」



海斗「...ｺｸ」



優太「...俺が聞く資格ない、ってか...」



海斗「晴が優太に言ってしまった以上

お前は明日からブラックジャケットを着ることは許されない

C5サロンに来ることも...制裁することもだ」



優太「制裁...も？」



海斗「ブラックジャケットを着ていないから制裁をすることもだめだ

これから先はAがて1人で行う」



優太「おまっ...！どんなに危険なことかわかってんのか！？」



海斗「危険なことは承知している

...庶民狩りをやめることにしたんだ

だから庶民狩りがない今、英徳を守るためには制裁が必要なんだよ！」



優太「海斗...」



海斗「荒らげてすまない...

大丈夫だ、Aには江戸川も愛莉も晴もいる

今のAを支えられるのは晴達しかいない」



優太「俺はもう晴とも関われないのか...」



海斗「普通の生徒になるからな

安易に関わることはできなくなる」



優太「そっか...」



海斗「でもいつでも連絡しろ

俺は優太のことを知っている唯一の人間だ

お前の気持ちも分からなくもない」



優太「海斗...Aを頼む」



海斗「...わかった」









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音side



Aと神楽木にずっと付きっきりで教室に戻った時には放課後だった


2人は迎えがきて帰った(あ、愛莉も)



音「今日はバイト...」




1人で呟いた





めぐみ「あ！あのっ！」



音「はいっ！」



急に声をかけられたと思ったら今日転入してきためぐりん？さんが



すっごい勢いで私の元にきた




音「えーっと...なんですか...？」



めぐみ「授業途中で抜けてたよね？？

朝いた人に呼ばれてたけどなんかあったの？

Aさん？がなんかあったの？」




彼女はすごく気になるみたいで身を乗り出して聞いてくる



音「どうしてそこまで？」



めぐみ「えっと〜気になるから？かな！

だって優太くんの幼馴染があんなに慌ててたんだもん！そりゃ気になるでしょ？」



音「そ、それだけですか？」



めぐみ「え？」




音「いや...」



めぐみ「いきなり聞いても応えてくれないよね

じゃあさ！私と友達になって！」



音「へ！？」

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