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外には生徒たちがいた。


みんな気を失っているだけで、生きてる。


それだけ確かめて私は高専を出た。


生徒たちは死んでいない。


でも、傑がその場に居ないということは、傑は⋯⋯。



もう随分泣いた。


最期くらい、笑顔を見せなければ。


零れそうな涙を拭った。

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作者名:もんて、 | 作成日時:2021年5月18日 15時

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