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外に出ると帳は上がっていた。


廃墟は入る前と何ら変わった所はなかった。


Aは連れてきてくれた補助監督に任務完了を簡単に報告し、拾った靴を渡した。



「犠牲になった少年の靴です。遺族の方に渡してください」



補助監督はその靴を苦しそうな顔で受け取った。



「こんなに小さな子が、犠牲に……」



補助監督は血のついたその靴を少し撫で、彼女に言った。



「必ずお渡しします」



「はい、お願いします」




手に付着した少年の血をハンカチで拭き取りながら、Aは淡々と返事をした。

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作者名:もんて、 | 作成日時:2021年4月10日 16時

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