【文スト】闇の華に彩りを【探偵チームKZ】

弍 ページ3

「諸君喜べ。事件だ」




今日はKZで集まるということで呼び出された。



だけどその一言で皆項垂れた。




若武のその言葉ほど面倒くさいものはないからだ。



「被害者は俺d「はい。解散」待てよ！話終わってないだろ」



「まぁ聞こうよ」



「はぁ．．．さっさと話せよ」


「俺、日曜日は久し振りのフリーでレアなポケ〇ンの出現予想があったから冒険しに横浜に行ってみたんだ」


「お前、まだポ〇モンごーやってんのかよ。しかも横浜まで行くとか馬鹿かよ」



「いいじゃん！俺の勝手だろ？」


「おい、話ずれてんぞ」



「おほん...で、無事にポケモ〇ゲットして帰ろうとしたとき突然銃声が聞こえたんだ。しかも一発ではなく機関銃(マシンガン)の音だった。」


【銃声】という言葉に皆が顔色を変える。



「どうゆうこと？何で平和なはずの日本で銃声が聞こえるの？」



「聞き間違いじゃないのか？」



「俺は急いで銃声がなった方に行ったんだが、そこにはなにもなかった。でもあれは間違いなく銃声だった。」



「は？意味わかんねぇ」



「やっぱり、若武の勘違いじゃない？」



「兎に角、大きな事件の気配がする。これを我々で捜査しよう！」



「アホくせ」


「危ないよ」



「俺、ぜってーやらねー」


「じゃあさ、取り敢えず皆で横浜に行くのはどうだ？」





「めんどくせー」


「それでいいんじゃない？」


「僕もいいと思うけど....」


「なんもなかったらぶっ飛ばすから」





定番の多数決の結果横浜に行くことになった。





「......アーヤ？顔色悪いけど大丈夫？」

「っ！だ、大丈夫だよ(微笑)」





(ポートマフィアのことだと思うけど.情報が来てない。

　裏でなにかしてる人がいるってこと？

　なにもわからない...

　せめて皆を守らないと)








此の事件が決して関わってはならなかったこと、




そして、愛らしい笑顔の裏に隠されている秘密を此のときはまだ誰も知らなかった。

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