逢いたくて ・４・

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・・・Aside・・・

私の家のソファーに当たり前みたいに座ってる登坂さん。
カフェオレを入れながら、その姿を見ながら、私はやっぱり慣れなくて不思議に思う。

だって、登坂広臣だよ。
三代目の。

それに比べて私なんてただのOLで。

どうして、こんな女とこんなふうに一緒の時を過ごしてくれるのか、本当意味不明。
登坂さんって、物好きなのかな。

カフェオレをテーブルの上に置き、
当たり前みたいに登坂さんの横に座る私。
なんて、贅沢な時間。

「結婚式、
　Aも行くんでしょ？
　いつからいつまであっちにいくの？」

登坂さんに聞かれたから、

「前日から行って、二泊三日の予定です。」

と、答える私に、すました顔で、

「最終日どっかいこ？」

と、誘われた。

「ライブは19日までだし、
　次の日はフリーだし、
　どっか行ってから
　一緒に帰りゃーいいじゃん。」

あ、これ拒否権ないやつ。。

「ね？」

あ、だめだ、その笑顔・・・
怖すぎて断れないやつ。。

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