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・・・Aside・・・
着信を知らせる振動が、静かな部屋に響く。
「部屋にあった彼の荷物を、まとめて送ったんです。
もういらないし。
それから、毎日のように電話があるんですよね。」
そう登坂さんに話す。
「私と別れた覚えないって留守電に入ってました。
ひどいでしょ?笑っちゃう。」
北海道まで行った私のこと、放置して、無視してたくせに。
ずっと連絡なかったのに。
今更、ひどすぎる。
「・・・まだ好きなの?」
と、登坂さんが聞いてきた。
「どうして、そんなこと聞くんですか?
登坂さんの意地悪。。」
私が、そう言うと、登坂さんはもう一度、私を抱きしめて言った。
「そんな男、もう忘れちゃえよ。」
って。
「俺が、全部忘れさせてやるよ。」
そうあの日と同じ、セリフを登坂さんは私に言った。
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seee(プロフ) - はじめまして。かなり続きが気になってます。また更新楽しみに待ってます( ^ω^ ) (2019年4月25日 19時) (レス) id: b6d7530201 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - はじめまして(^^)最初のお話から一気読みさせていただきました。このお話大好きです(^^)これからも楽しみに待ってます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 0a8bf91ecf (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 更新楽しみにしてます^^* (2018年7月3日 20時) (レス) id: ceec7f6152 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 更新ありがとうございますヾ(〃^∇^)ノ (2018年4月14日 23時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 初めまして一気読みしてここまで来たら『更新停止中』←続きが読みたいけど……是非また更新よろしくお願いします<(_ _*)> (2018年3月7日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2017年2月12日 0時