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・・・登坂広臣side・・・


帰りの車の中で、どうしたもんかと考えた。

「今のままで」

って、なに?
本当、わけわかんない。

車の中で、
手を繋いでも、嫌がるわけでもない。
渋滞中、
キスをしても、嫌がるわけでもない。

あー、いらいらする。

SAで、休憩しようかって話になり、トイレへ行って出てくると、視線を感じた。

・・・うわ、やば。バレた?

帽子を深く被り、人目を避けて、足早に去る途中で、スマホが震えた。

・・・Aだ。

「登坂さん、大丈夫ですか?」

心配そうな声。

まわりを見ると、少し離れたところからAがこっちを見ている。

「あぁ、たぶんね。
ごめん、悪いけど、先に車に戻るわ。
で、ちょっと車移動させる。」

そう言って、足早に車に乗り込み座席に座る。

「登坂さん、一人で帰ってください。」

「は?」

「私、一人で帰ります。」

「ちょ、何言ってんの?」

「騒ぎになる前に、一人で帰ってく」

「ダメに決まってんだろ。
車から出て、そっちまで行くぞ?」

ホント、バカだろ。
ここ、高速。
どうやって帰る気?


「一緒に帰るぞ?わかった?」

「・・・はい。」

「わかりゃーいいんだよ。
あ、お茶買ってきて。
あったかいの。
ほうじ茶。」

「わかりました。」

「絶対、車に戻ってこいよ。」

「・・・はい。」

あー、いらいらすんなぁ。
プライベートな時間、もうちょい欲しい。汗

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目 , 岩田剛典   
作品ジャンル:恋愛
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seee(プロフ) - はじめまして。かなり続きが気になってます。また更新楽しみに待ってます( ^ω^ ) (2019年4月25日 19時) (レス) id: b6d7530201 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - はじめまして(^^)最初のお話から一気読みさせていただきました。このお話大好きです(^^)これからも楽しみに待ってます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 0a8bf91ecf (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 更新楽しみにしてます^^* (2018年7月3日 20時) (レス) id: ceec7f6152 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 更新ありがとうございますヾ(〃^∇^)ノ (2018年4月14日 23時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 初めまして一気読みしてここまで来たら『更新停止中』←続きが読みたいけど……是非また更新よろしくお願いします<(_ _*)> (2018年3月7日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はな | 作成日時:2017年2月12日 0時

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