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・・・Aside・・・
ドアを開けると
「おはようございます。」
と、女将さんが優しい笑顔で立っていた。
「・・・ごめんなさい。
今すぐ着替えて、お部屋出ます。」
私がそう言うと、
「登坂さまより伝言をお預かりしております。」
女将さんが、そう言った。
・・・やっぱり、先に帰っちゃったんだ。
「Aさま、登坂さまは急なお仕事で、明け方に東京に戻られたんです。
仕事が終わり次第、こちらに戻って来られるそうです。」
「え??」
「くれぐれも、一人で先に帰らないように伝えてほしいとのことでした。」
・・・私の行動、読まれてる。汗
「朝食、こちらにお持ちしてよろしいですか?」
「あ、はい。
よろしくお願いします。」
「では、用意して参ります。
お待ちくださいませ。
登坂さまからお預かりましたので、お渡しいたします。」
そう言われて、一枚の紙を手渡された。
女将さんが行ってから、紙を広げてみる。
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酔っ払いちゃん、おはよう。
俺が帰ってくるまで、帰るんじゃねーぞ。
おとなしく待ってろ。
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登坂さんらしい手紙。
でも、登坂さん。
一人じゃここは広すぎて・・・
淋しいです。
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seee(プロフ) - はじめまして。かなり続きが気になってます。また更新楽しみに待ってます( ^ω^ ) (2019年4月25日 19時) (レス) id: b6d7530201 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - はじめまして(^^)最初のお話から一気読みさせていただきました。このお話大好きです(^^)これからも楽しみに待ってます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 0a8bf91ecf (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 更新楽しみにしてます^^* (2018年7月3日 20時) (レス) id: ceec7f6152 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 更新ありがとうございますヾ(〃^∇^)ノ (2018年4月14日 23時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 初めまして一気読みしてここまで来たら『更新停止中』←続きが読みたいけど……是非また更新よろしくお願いします<(_ _*)> (2018年3月7日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2017年2月12日 0時