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赤髪と青髪と紫な先生 ページ7

ここはどこに繋がってるのかな
興味本意にドアノブを引いてみる。
キイイィ

「まったくアキ……え?」
「うるせ……え?」

ドアを開けたその先には、どこかで見た二人が立っていた
赤髪と青髪。
二人は目をパチパチさせて、こちらを凝視した

「どうやってここに……」

どうやっても何もただパスワードを………あ…。
まさか解いちゃだめだったとか…

「パスワード…解いたのか…?」

私はコクリと頷く。

「あれを…?」

またコクリと頷く
そんな時、

「おーい泉ーっ…ホームルーム始まるから
 説教やめて帰ってこ………って誰!?」

あ………、なんかめんどくさいことに。
私は少し会釈をして紫髪の先生の横を通り抜けようとする
だけど、

「ちょっと…なんでここに来れたの……」

え……
あっさり先生の手に捕まってしまった。
突然入ってきた先生の目は、私と目の前にいる彼らを交互に見つめ
赤髪と白髪にお前らか?と
語っていた。

「違うよ!俺らじゃない!」
「俺らじゃないことは確かです。」
「じゃああの、普通の人には解けないパスワードを解いたのか…って…ちょ!」

私は、言い合いをして、気が緩んだ先生の隙を見て
スルリと腕から抜け出した。
はあ…
朝から面倒くさい
廊下を走りながら考える。
そこへ、

「ちょとっとまてえええええええええええ」
「とまれええええええええええええ」


赤髪と紫…
しばらくの間そこを走っていた。
けれど一向にこの廊下から違う道へ出られない
やっぱり、走るのも男二人にはかなわず
距離が狭まってくる。
私はあきらめ、中庭側の窓を開ける。
そして、足を掛けて思い切り
窓から飛び出す。

「ここ…二階!」

窓から身を乗り出し目を見開いた先生は
私が安全に着地したとわかると
棒立ちで外を見ていた

「なんだよあれ…」

私は教室まで走った。
HRまでには間に合ったようだった。

休ませてよ→←arsmagna



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設定タグ:アルスマグナ , 先生 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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はつね(プロフ) - なんか随分中途半端な終わり方だなぁ (2018年7月30日 4時) (レス) id: c7d09ddbbc (このIDを非表示/違反報告)
独奏者 - すごいですね!でも、おわりなんですか?ざんねんです…  (2016年3月24日 12時) (レス) id: ee707e318e (このIDを非表示/違反報告)
牛乳 - 素晴らしい (2015年12月16日 8時) (レス) id: 9cdebf5374 (このIDを非表示/違反報告)
白豆だいふく - 雪夢@紫さん» うおーよかったー!私の小説も読んでみてくれよーw (2015年12月14日 19時) (レス) id: e01bd7b7ab (このIDを非表示/違反報告)
雪夢@紫 - あーちゃん!はなだよーーっ! (2015年12月14日 19時) (レス) id: 1a7fc8c169 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2015年12月9日 18時

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