・ ページ13
だけど治るどころかどんどん悪化してて頭がぼーっとする...
とりあえずアイス食べるとこは見守って、裕希は夕方のアニメを見始めたから私は後ろのソファーに寝転がった
裕希｢お姉ちゃん〜今度このキャラクターのぬいぐるみ買って！｣
史緒里｢......ん？ごめん...聞いてなかった...｣
裕希｢だーかーら！このキャラクターのぬいぐるみ買って！｣
史緒里｢分かった分かった...今度ね...。｣
そのあともワーワー言いながら大盛り上がりでアニメを見てる裕希
普段は何にも思わないけど今は裕希の高い声が頭に響いてガンガンする...
史緒里｢裕希ーお姉ちゃん疲れちゃったからさ...もう少し小さい声でお話出来る？｣
裕希｢ごめんなさい......裕希静かにする...。｣
史緒里｢普通にお話するのは大丈夫だからね｣
裕希｢はーい...｣
お願いした瞬間は静かだったけど3分後にはまた元の声のボリュームに戻った
まぁいつもこうやって見てるんだから静かに見てって言う方が無理か...
史緒里｢お姉ちゃんちょっと部屋でお勉強してるからテレビゆっくり見ててね｣
裕希｢はーい！ジュース飲んでいい？｣
史緒里｢コップに入れといたから。こぼさないようにゆっくり飲んでね｣
裕希｢うん！｣
流石にリビングに行くのがしんどくなって自分の部屋に行くことにした
まぁ私居なくても大丈夫でしょ...
今は手すりを掴みながら階段を上ってるけど明らかに体は重くてさっきまではなかった寒気もしてきてる
裕希の前だと強がれるけど1人になるとやっぱだめだな...
史緒里｢ﾊｧﾊｧｯ...さむっ...｣
部屋に着いてからはカーペットに座って熱を計る
史緒里｢うぅ......頭痛いな...｣
正直座ってるのもしんどいけど寝転がっちゃうとなんか正確に計れない気がして何とか座ってる
数分後に体温計が鳴って確認すると37.9℃
完全に熱だ...しかも寒いから......まだ上がるなぁ...とりあえず寝よ。
と思って数歩歩いた途端視界がグラッと揺れて体が崩れ落ちるのが分かった
なんでっ...
幸いベッドの端っこに上半身が倒れてくれたから怪我はしてないけど
怖くて怖くて涙が止まらない
でも何回足に力を入れようとしても全く入らなくて、私の意識の限界の方が先に来てそのまま意識を飛ばした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠花(プロフ) - ぴーさん» メッセージありがとうございます😭私も書くの好きなので沢山書きますね〜！ (1月14日 11時) (
レス) id: 7a773bebb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー(プロフ) - 初めまして！毎回楽しく拝見させて貰ってます！これからもたくさん投稿して欲しいです！ (1月14日 4時) (レス) @page32 id: 6c70d98178 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠花 | 作成日時：2023年12月31日 1時
