わたしのパパはせかいいち！【花江夏樹】

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ジリリリ…と目覚ましの音で目を覚ますとパパが寝ている部屋へ向かった









貴方「パパ！朝だよ起きて！」

花江「んん〜…」

貴方「お弁当作って！！」

花江「はぁ〜い…」









これが私のパパ。
ちょっとだらしないけどすっごく優しいよ！

まだ眠そうなパパを洗面所まで引っ張って蛇口から水を出して洗顔を渡した









貴方「はい、お顔洗ってね」

花江「ありがとう〜」

貴方「終わったらちゃんと歯磨いてね」

花江「は〜い」









パパが顔と歯を洗い始めるのを確認した後部屋に戻って制服に着替えた

着替えが終わってリビングに戻るとパパがウインナーを焼いていた









貴方「タコさんウインナー！」

花江「タコさんウインナーだよ！」

貴方「いっぱい入れて！！」

花江「いっぱい入れるよ〜」









お弁当箱に詰められたタコさんウインナーを見てお昼ご飯が楽しみで仕方なかった


余ったタコさんウインナーと焼いたパンをお皿に並べてパパと一緒に両手を合わせた









花江「手合わせた？」

貴方「合わせた！」

花江「せーの」

花江.貴方「いただきます！」








バターを塗ったパンをもぐもぐ食べながらチラッとパパを見るとスマホをいじっていた
きっとお仕事のお話をしてるんだ

私のパパはね、超大人気声優っていうお仕事をしてるの！ただの声優じゃないよ？超大人気声優！凄いでしょ？パパが言ってた！

だから凄く忙しいんだ。









貴方「パパ！バス来た！」

花江「今行く〜」









窓からバスが来るのが見えて、まだ準備が終わってないパパを急かした
やっと準備が終わると手を繋いでお家を出た









貴方「先生おはようございます！」

先生「おはようAちゃん！今日も元気ね〜」

花江「おはようございます、今日もよろしくお願いします！」

先生「はい、お預かり致します！」

貴方「パパばいばい！お仕事頑張ってね！」

花江「パパ頑張るよ！Aも先生の言うことよく聞いて皆と仲良くな？」

貴方「はーい！」









パパに大きく手を振ってバスに乗ると幼稚園へ向かって出発した

これがいつもの朝だ








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