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梅澤「はい。ありがとうございます」




撮影スタジオを出て控え室に戻る




撮影スタジオと控え室は違う階だからエレベーターホールまで来たんだけど、モニターを見ると暫く来なそうで。




階段で行くか。運動にもなるしね





そう思って目的地を変えて階段に足を向けた。







今日はこれでお仕事終わりだから何しよ〜なんて考えながら歩いてたら階段に座り込む影が




朝のこともあったしまさか飛鳥さん...?




なんか胸騒ぎがして急いで駆け寄る




手で顔をおおってるし髪が顔にかかっちゃってるから顔は見えないけど、この香水の匂い、髪の毛、華奢な体、それは紛れもなく私が知ってる飛鳥さんで




そして飛鳥さんの周りには少量の吐物が広がってた




驚いたけど今助けられるのは私しかいないから。私がしっかりしないと。




急いで駆け寄って背中に手を当てる




熱は無いかな...




梅澤「飛鳥さん...しんどいですね。まだ気持ち悪いですか?」




齋藤「梅...いいからっ...早く行きな.....ゲホッ...汚れちゃう」




梅澤「何言ってるんですか。そんなの気にしませんから。」




齋藤「っごめ......梅...んっ...あ...袋っ......ない?ゲホゲホッ」




最初は抵抗して腕で追い払ってきたけど私が粘るとすぐに諦めたのか素直になった飛鳥さん




どうやらまだ気持ちが悪いようで袋を求められた




けど今撮影を終えたところの私が袋なんか持ってるわけなくて、代わりになるようなものも何も持っていない




梅澤「今何も持ってなくて...取りに行きますねっ」




控え室にはあるはずだからそこまで行けば...




そう思ったんだけど私が思うより飛鳥さんには余裕がなかったみたいで、私が取りに行こうと立ち上がった時にはもう飛鳥さんの背中が波打つのが見えた




もう袋は諦めよう。今は飛鳥さんのそばにいるのが1番だ。




そう思ってもう一度飛鳥さんの隣に座って背中をさすった




齋藤「うめっ......ぅ...ん...ゲホゲホッ...ハァッハァッ.....ゲボッ...オェェ......しんどいッ...ゲボッ...うっ...はぁっ...っく...」




苦しそうに吐き続ける飛鳥さん




貧血なのか上半身は座っているのにかなりフラフラしてて私が支えてないと階段から落ちちゃいそうで...




ぎゅっと瞑ってる目からは涙が流れ続けてて、相当しんどそう...




こんなに泣いてる飛鳥さん見るのかなり久しぶりだな...

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i(プロフ) - 飛鳥ちゃんが喘息持ちで熱も出てきていて無理して仕事をしているのをうめとやまが気づいて看病する話が見たいです。お願いします (2023年4月17日 17時) (レス) id: dfdcbc25a3 (このIDを非表示/違反報告)
かい - まいやんが高熱があるのに無理して仕事をしていてそれを飛鳥ちゃんが看病する話が見たいです。宜しくお願いします (2023年3月7日 1時) (レス) id: fab7af4e28 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - リクエストで、うめが高熱が出てるのに無理して、それに気づいた飛鳥ちゃんが看病する話がみたいです。お願いします。 (2023年3月7日 0時) (レス) id: 75c16a6d84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2023年3月6日 22時

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