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「ころあはね〜ころあが4歳くらいの時だったかなー、テーブルにケーキ出して、あとはケーキ切って食べるだけだったんだけどね、ちょうどそのタイミングで宅配の人が来ちゃって、なんかこう、おっきい荷物だったからお父さんとお母さん2人で玄関まで取りに行って……そこはよかったんだけど、4歳のころあは早くケーキ食べたくてケーキ覗き込んでたみたい……で、覗き込みすぎてケーキに顔から突っ込んでケーキぐちゃぐちゃにしたらしいんだー！
あ、その時の写真も残ってるらしいけど恥ずかしいから持ってきてません！ おわり！」
「次は詩乃ちゃんどーぞ！」
「私は小学生の頃、サンタさんの存在を疑っていた時期がありました。4年生くらいでしょうか……
私はサンタさんの存在をこの目で確認したくって、その年のクリスマスの夜、ツリーのある部屋で寝ることにしたんです。そのために昼間たくさん寝ていたので全く眠くありません。クリスマスの映画を流して、大好きな本を読んで……生まれてはじめての夜更かしは背徳感もあって、とっても楽しいものでした。
私はそのまま眠ることなく朝を迎えたのですが……結局、サンタさんは来ませんでした。もちろんプレゼントもありません。私は心底がっかりして悲しくなりました。
そんな時お父さんから言われて、私は窓の外を見たんです。そしたら、窓のすぐ向こうにプレゼントが置いてありました。きっとサンタさんは姿を見せないよう、起きてる私を見て部屋に入るのを諦めたんでしょうね……
この事をきっかけに私はサンタの存在を疑うのをやめました。ーーーえ、今ですか？もちろんサンタさんのこと、信じてますよ〜ふふ」
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作者名：花乃子 | 作成日時：2022年11月23日 15時
