キミノトナリニ。【YOU】 (ページ12)

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止まらない気持ち。ページ12

好きなんだ。

あたし、キミくんが好きなんだ。

優しくキスをくれるキミくんの顔に手を添えると、

ヨコ『Aちゃん、今から俺の彼女。』

至近距離でそう言うから、

まっすぐに見れない。

ヨコ『こっち見てやぁ…。A？』

そっと目を合わせると、

チュッ

チュパッ

チュゥゥゥ

長く止まらないキス。

離れたくない。

ヨコ『A…好きやで…。』

A『ホント？』

ヨコ『ほんと。』

A『やばい、ほんとだってさ。』

ヨコ『誰にゆーてるん？(笑)』

A『自分に(笑)』

ヨコ『ふふふ。なんやそれ。』

A『ほんとにヤケドしてしまったよ(笑)』

ギュッ

ヨコ『遊びとかじゃないで？信じて欲しい。』

A『ん。信じる。』

ヨコ『なぁ…。』

A『ん？』

ヨコ『素直になるって決めたから、言うで？』

A『ん。』

ヨコ『シたい。』

A『ん。』

ヨコ『えぇの？』

A『ん。ベッド、あっち。』

ドキドキしながら寝室のドアを開けた。