【ハイキュー！！】 花吐き病のΩ Part3【澤村 大地】

Ωの帰り道2 ページ15

校門でみんな別れの挨拶をした後、澤村さんが話し始めた。

澤村)Aは自分がΩって知った時、どう思った？

貴)え？

澤村)あ、いや、言いたくないなら言わなくていいからな。俺がαだって知った時は、Ωと番うなんて全然実感湧かなかったし、運命の相手と会えるわけないって思ってた。世界中のどこかにいるたった1人を見つけらんないってな。

貴)…そう、ですね。兄がΩでなければあり得ない、って思うんでしょうけど…やっぱりか、と思いました。なんとなく、心の中ではΩではないのかという部分があったんです。

澤村)Aは相手が誰か検討はついてるか？

貴)はい。澤村さんもそうなんですか？

澤村)まぁな。あ、俺のことも名前でいいから。スガみたいにな。

貴)えっと…大地さん、ですか？

澤村)大地でいいよ。

そんなこんなで結構話は弾んだ。
これからの練習メニューとか、レシーブのコツとか…まぁ、バレー部ならではの話題が並んだ。
また時間に余裕があれば私を交えた模擬試合もやろうということにもなった。
そして、家に着いた。

澤村)あ、またAのトス打たせてくれないか？

貴)あ、はい。私でよろしければ。

澤村)ありがとな。じゃあ、また明日な。

貴)また明日。

…パタン。

澤村さん…大地は私が相手だって、気づいてるのだろうか…。

話してる時、運命の相手だからっていうのもあるんだろうけど、すごく顔が熱くて、心が落ち着かなかった。
大地のことが気になってるんだって、自覚した。

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【お知らせ】
テスト終わりました！
テストは悲惨です…。
ということで、更新再開させていただきます！
お待たせしました〜。

近いようでかすれていく。

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